AROOM

2021.08.02

【URLの仕組みについて】ホームページづくりに欠かせない「ドメイン・サブドメイン」とは何か?

はじめに

こんにちは。A-ROOM編集部です。
本記事にアクセスいただき、ありがとうございます!

暑くなりましたね。皆様お身体大丈夫でしょうか。
こんなに暑いと何故か鬼滅の刃の煉獄さんが

「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、心を燃やせ!」

と直接脳内に働きかけてきます。
足るを知りながら一歩一歩前進だ!と気合い注入されています。

今回は知っておきたい「URLの仕組み」について

さて先週のA-ROOMから「知っておきたいシリーズ」として
ホームページに関する知ってそうでよく知らない部分に焦点を当て
ご紹介をさせていただいております。

今回は「URL」についてです。
全てのホームページには「URL」が設定されていることは誰でも知っていますが、
URLの仕組みまで知っている人は少ないのではないでしょうか。

そこで今回はホームページのURLの仕組みとURLの構成要素であるドメインや
サブドメインについてご紹介をさせていただければと思います。

URLはホームページの住所


URLはホームページの「住所」のようなもので、
ホームページにアクセスするためには欠かせないものです。

ホームページに割り当てられているIPアドレス

ホームページにはそれぞれ「IPアドレス」というものが割り当てられており、
本来はこのIPアドレスがホームページの住所となります。

IPアドレスのイメージ
  • 123.456.78.901」といった11桁の数字になっています。

インターネット上でホームページを閲覧するために割り当てられた識別番号のようなものです。

数字の並びには意味がありますが、ホームページのタイトルや内容には
結び付けられていないので、覚えることはなかなかできません。

IPアドレスを分かりやすくしたのがURL

そこで本来の住所であるIPアドレスの代わりとして、
ホームページのタイトルや内容と結びつけやすいアルファベット表記のURLが登場しました。
URLまたはホームページ”アドレス”と言いますね。

URLの語源
  • Uniform Resource Locator(ユニフォーム リソース ロケータ)」の略で
    インターネット上にあるページの所在地を表記する方式のことを指します。

URLの仕組みとは

URLの構成要素

URLはほぼ例外無く「スキーム+ホスト名+ドメイン」の形で構成されています。

当社URL「https://dev.a-wing.biz/」の場合
  • スキーム → https://
  • ホスト名 → www.
  • ドメイン → a-wing.biz

となります。

スキームとは?

「スキーム」は簡単に言うと通信を行う際のルールのことで、
ホームページを見る先には「http」のルールに従うことになるわけです。

ちなみにhttpはサーバーとブラウザの間でデータをやり取りするというルールで、
httpsはそのデータのやり取りが暗号化されていることを表します。

ホスト名・ドメインとは?

次に「ホスト名」と「ドメイン」が合わさったものが、ホームページのデータが
保存されるネットワークのサーバー上の住所になります。

住所で言うと
  • ドメイン → 「○○市○○丁目」
  • ホスト名→ 「○○番地ビル名」 

というイメージです。

ドメインは早い者勝ち

ドメインは必ずしも使いたいドメインが使えるとは限らないので注意が必要です。

ドメインの取得は基本的に早い者勝ちで、取得した人や企業が独占的に使うことができるようになっています。
そのため使いたいドメインが先に他の人や企業に使われてしまっていると、使いたくても使えないことになってしまいます。

使用したいドメインがまだあるのかチェックするには、ドメイン登録サービスで無料確認できます。

有名なドメイン登録サービス

サブドメインとは?

「www.以外のホスト名」×「ドメイン」=サブドメイン

ホスト名とドメインの組み合わせはホームページの運営者が自由に決めることができます。

ホスト名には一般的に「www.」を使うことが多いですが、
色んな事業を展開し、複数のサイトが必要な場合はサブドメインを設定し、
URLを設定することができます。

オフィシャルサイトと別に「採用サイト」を作る場合
  • ホスト名を「recruit.」にしたサブドメインを作ることができます
  • 【例】https://recruit.a-wing.biz/

上記のようにホスト名を任意の文字列にして、
ドメインと組み合わせたサブドメインでサイト内容やアクセス先を分かりやすく場合分けできます。

同じブランド名で色んな事業を展開している場合には、サブドメインの取得は必須です。

しかし1つの事業しか行っていない場合にはサブドメインは必要無く、
取得しなくても問題ありません。

多言語化もサブドメインで展開できる

当社で制作させていただいた「ファーレ立川」サイトの場合
  • 日本語     → https://www.faretart.jp/
  • 英語      → https://en.faretart.jp/
  • 中国語(簡体) → https://zh-cn.faretart.jp/
  • 中国語(繁体) → https://zh-tw.faretart.jp/
  • 韓国語     → https://ko.faretart.jp/

ホームページ作りに必要なものとは?

いかがでしたでしょうか。
ホームページのURLの仕組みやドメイン・サブドメインについてご紹介させていただきました。

家を建てるには、土地と住所が必要で、ホームページ作りでも以下のような土地と住所が必要です。

家に置き換えると
  •  → 「ホームページ」
  • 住所→ 「ドメイン」 
  • 土地→ 「サーバー」 

「ドメイン」は住所にあたる部分だとご説明しました。
では土地にあたる「サーバー」についても次回のA-ROOMでご紹介をさせていただければと思っております!

まとめ

突き詰めて考えると非常にややこしく感じてしまう専門用語たちですが、
まずは「ドメイン」について、とりあえずホームページにはURLが必要で、
URLを構成する要素の1つがドメインとだけ覚えておけば大丈夫です!

サーバーやドメイン取得でお悩みの方へ

当社ではホームページ制作にあたり、
サーバーやドメインの取得についてのご相談も承っておりますので、
ご心配事や調べて欲しいことなどありましたら、お気軽にご相談いただければと思います。

今後も多摩地域・立川にあるウェブサイト制作会社として地域の皆様、
ホームページに関わる皆様に向けて有益な情報発信ができるよう努めて参ります。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました!

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